神綺型打撃護衛艦 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
日本が1980年代後半に実用化した、「大口径砲での誘導砲弾」。
その結果、完成したのが510ミリ砲…世界最大の艦砲を搭載した、神綺型でした。
しかし、研究の結果から最も誘導の精度が高いのは、口径460ミリと結論づけられたため、神綺型以降は再び460ミリ砲が搭載されています。 |
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時代背景 当時(1980年代)は冷戦真っ只中。 アメリカにもソビエト連邦にも対抗できうる、軍事力を持とうとしていた日本は、多数の研究を行っていた。 そのなかの一つが「大口径砲での誘導砲弾」。 また同時期より前には、超長距離へと発射できる誘導魚雷を実用化し、多数の艦艇に装備してた。 その誘導砲弾を運用できる砲を最初に搭載したのは、勇儀型打撃護衛艦であり、それは口径が460ミリだった。 時の防衛省技術研究本部は更に大口径砲でも運用できる砲弾を目指し、研究・実用化したのが、90式510ミリ誘導砲弾であった。 その510ミリ砲を搭載できる、打撃護衛艦を製造し生まれたのが、神綺型打撃護衛艦であった… ※冷戦は2000年まで続いた。だが、あくまでもソビエト連邦と形が残っていただけであり、1990年代中期にはすでに自壊を起こしていた。 |
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この艦は兵装面でいくつかの特徴がある。 まずは、主砲の510ミリ連装砲。 これは、高精度の510ミリ誘導砲弾と組み合わせることによって、真価が出てくる兵装である。 通常の砲弾の射程よりはるかに長い70キロ程度と推測されている。 当然、長距離ミサイルよりは短い射程だが、命中率は同程度であり、命中したときの破壊力は大型ミサイルを軽く越えるものとなっている。 射撃システムは、統合射撃指揮システム中心として、艦内のCICにて操作し、砲塔内は完全に無人である。 しかし、電磁パルス攻撃時の対策のため、有人でも操作しできるようになっている。 そのために巨大な砲塔となっている。 標的艦への試験射撃時は、標的艦が木っ端みじんになってしまい、サルベージすら不可能になったそうだ。 そして、2010年現在英国のLRLAP(長距離攻撃対地誘導弾)技術を応用し、この510ミリ砲で運用できる新型砲弾の研究も始まっている。 次に、通常の艦よりも強化された対空兵装である。 対空兵装に関しては、ターター・システムを基幹とし対空ミサイルランチャーが2基。ミサイルVLSが多数。かつ速射砲8基と非常に充実したものとなっている。 これは、先の大戦の教訓を生かしたものである。 戦艦は図体が大きいため、飛行機の格好の目標になってしまう。 通常は単独で行動することも少ないが、いざとなったときの備えも十分である。 艦自体は、大和型戦艦をベースとしており、それに多数の改良を加えたものとなっている。 特に特徴的なのが、艦尾である。 現代艦と同じように大きく切り取られた艦尾。 さらにその少し艦種側にある、ヘリコプター甲板。 この二つは現代艦となった、この艦を象徴しているものである。 ちなみに、艦載機はない。これは、内部に格納庫がないことと、露天留置では主砲のブラストでヘリが吹っ飛んでしまうからである。 |
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性能諸元 なお全て現在のデータである。
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メタなおはなし 艦長「世界最大の砲搭載。神綺型です。」 副長「こうやって、見るといいことづくしの艦みたいに見えますけどね。」 艦「ぶっちゃけ、こんな大きな砲を運用するメリットないんだよね。」 「そもそも、いくら対空兵装を強化してるからっていって、搭載している対空兵装システムがターターだし…」 副「まあ、そんな事言わずに。」 艦「そもそもの話、艦名の時点で無理ありすぎなんだよ。」 副「元々は東方キャラの名前をつけることで、創造した艦隊ですしね。」 「大体、あなたの妄想でしょう。」 艦「まあね。と言っても、第二次世界大戦後にも戦艦は活躍したしな。」 副「対地攻撃のみ。」 艦「対艦にも無理やり使えることにしたのが、誘導砲弾と言う技術なんだがな。」 副「2010年現在実用化されてましたっけ。AGS(先進砲システム)だって、ズムウォルト級からですし。」 艦「ちなみにLRLAPは実際に開発中だ。最大射程180キロだとか。」 「口径は155ミリだ。発射後にロケットブースターで推進。GPS/INS誘導で目標値に着弾する。」 副「もはや、ミサイルですね。」 艦「そんなもんだ。と言っても、この510ミリ砲はロケットなんてついてなしな。」 副「正真正銘の砲弾と。」 艦「戦車に使われるAFSDS弾に近いものだから、少しまた違うものになるんだろうな。」 副「妄想はどこまでも行きますね…」 艦「こっから先は、単艦ごとのメタゾーンでやるか。」 副「そうしましょう。」 2011年3月20日作成
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