航空護衛艦 四季
大和級戦艦三番艦…信濃が無事呉に回航されましたが、そこで艤装中に終戦を迎えます。
その後数年放置され、軍備再編時に再び航空母艦として就航することとなります。
その時に大幅な改造を受け、アングルドデッキをもった近代的な航空母艦に様変わりします。
現在でも就役していますが、そろそろ引退となるかもしれません。

時代背景

呉に回航された信濃…
戦争が集結した直後その大きな船体はふと姿を消した。付近の島に隠されたのだ。
供出を逃れ、戦後十年経ってからの軍備再編。
帝国海軍の華に近いものがあった、航空母艦を就役させることには国内及び国防軍内にて根強い反発があった。
しかしながら、当時の防衛相は戦後の主戦力は空母になることを見越し、廃棄状態にあった帝国海軍航空母艦信濃を呉国防軍工廠にて改造を行い、航空護衛艦四季として竣工した。
現在でも十分運用できる能力を持った航空護衛艦である。


米海軍の航空母艦ミッドウェイと同じような改造をおこなっており、アングルドデッキの装備や、カタパルト/エレベータの設置・格納庫の拡大・電子機器の大幅な強化を行い、世界の正規航空母艦として竣工した。
後に大規模修繕をおこない、兵装の見直し・電子機器の更新やマストの変更が行われています。
艦載機は米軍機を中心に初期はF2-HやA-1を運用。現在ではF-15EXやEF-4BJなどを運用しています。

性能諸元
なお全て現在のデータである。
基準排水量 66,000トン
満載排水量 77,000トン
全長 260.0メートル
全幅 52メートル
機関 蒸気ボイラー12缶16,0000馬力
タービン4基4軸
走力 30ノット
乗員数 3800名程度
兵装
Mk.29 シースパローランチャー
2基
Mk.33 3インチ連装速射砲
2基
Mk.15ファランクスCIWS
2基
C4I
OYQ-6 戦術処理システム
FCS-2 2型射撃指揮装置
MOFシステム
レーダー OPS-14C二次元対空レーダー
OPS-24対空レーダー
OPS-28対水上レーダー
OPS-19航海レーダー
艦載機
初期 F3H A-1J 天山改(早期警戒機) S-2
中期 F-14J F-1N S-3BJ E-2C RF-4BJ
現在 F/A-15EX EF-4BJ  E-2D S-3BJ改
同型艦
艦番号
艦名
起工
竣工
所属
艦名の意味
CV-61
四季
"Shiki"
1940年
1957年
第1護衛艦群
第61航空護衛艦隊
日本の象徴である4つの季節
メタなおはなし

艦長「ミッドウェイ型航空母艦の日本版。航空護衛艦四季だ。」
副長「大戦を生き残ったイメージですね。」
艦「ここでは"世界最後の大和型"として人気があるそうだな。」
副「オリジナルの大和型船体を使ったのはこれだけの設定ですからね。」
艦「まあそうだ。しかしながらこんな船にも問題があって、搭載機の機数が少ないわけなんだな。」
副「これが問題になり、次型の紫型航空護衛艦が建造されたと。」
艦「そういうわけだ。」
副「そもそもこんな古い、正規空母運用する意味あるんですかね?」
艦「設定じゃ紫型次型航護の文型航空護衛艦が作られる予定だ。」
副「この艦は近々記念艦になると。」
艦「そういうわけだ。」
2011年11月10日作成
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