れいむ型ミサイル護衛艦

艦隊を護る"イージスの盾"
これは艦隊防空システムとしてアメリカにて開発されたシステムである。
ソ連の大量のミサイルを放つ戦術飽和攻撃に対抗するため。また多数の航空機に対抗するために開発されたこのシステムは、アメリカ海軍にて高い評価を受け多数の艦に搭載された。
この艦は日本初のイージスシステム搭載艦として建造されたミサイル護衛艦である。

時代背景

ソビエト社会主義共和国連邦の脅威が続く1980年代後半。
ソ連の飽和攻撃に対抗するために開発されたイージスシステムを導入することが決定された。
そして、ネームシップれいむが竣工。1993年の事である。
1998年にソ連が崩壊。その後は"人民共和国"と"民主主義人民共和国"が台頭してくる事となる。
極東アジアの軍事バランスは徐々に崩壊していったのであった…


この艦は日本初のイージスシステム搭載艦である。
ターターシステムに代わり高い防空性能を持つこのシステムは、ミサイル垂直発射機セルと連結され多数の即応弾を備えた艦である。同時に144個の目標に同時対処可能。
また近年ミサイル防衛スタンダードミサイルSM-3の運用能力も寄与された。
また、防空一辺倒ではなく90対艦誘導弾やアスロック等も装備されており、対水上対潜戦闘も考慮された護衛艦となっている。
しかし、伝家の宝刀である対水上誘導長魚雷が搭載されていない。
ヘリコプター格納庫もあり2機までの運用が可能。これはれんこ型より強化された点である。

性能諸元
なお全て現在のデータである。
基準排水量 7,250トン
満載排水量 9,500トン
全長 161.0メートル
全幅 21.0メートル
機関 ガスタービンCOGAG方式4基2軸
走力 35ノット
乗員数 300名
兵装
OTO・メララ54口径127mm速射砲 1基
90式対艦誘導弾 4連装2基
68式324mm短魚雷発射管
2基
Mk15ファランクスCIWS 2基
Mk41 ミサイル垂直発射システム
90セル
C4I
イージスシステム+MOFシステム+リンク11/14/16
レーダー
AN/SPY-1D多機能レーダー
AN/SPG-62イルミネーター
OPS-28対水上レーダー
OPS-20航海レーダー
同型艦
艦番号
艦名
竣工
所属
艦名の意味
DDG-181
れいむ
"Reimu"
1993年
第一護衛艦群
第五護衛艦隊
霊の夢
霊夢
DDG-182
しゅんむ
"Syunmu"
1995年
第二護衛艦群
第六護衛艦隊
春の夢
春夢
DDG-183 じょうむ
"Zyomu"
1995年
第三護衛艦群
第七護衛艦隊
良い夢
上夢
DDG-184 ずいむ
"Zuimu"
1996年
第四護衛艦群
第八護衛艦隊
縁起のいい夢
瑞夢
DDG-185 はつむ
"Hatsumu"
1997年
大湊地方隊
第十三護衛艦隊
初めての夢
初夢
DDG-186 ぜんむ
"Zenmu"
1997年
函館地方隊
第十四護衛艦隊
良い夢
善夢
メタなおはなし

艦長「日本のイージスれいむ型。」
副長「はっきり言ってこんごう型ですね。」
艦「ただのヘリコプター格納庫付けたこんごうだ。」
副「これにてお終い。」
艦「本当に兵装も同じだからな…」

2011年11月11日作成
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